早稲田大学演劇映像学連携研究拠点 翻訳プロジェクト
第5回「1938年問題研究会」(公開研究会)

演劇映像学連携研究拠点テーマ研究「演劇研究基盤整備:舞台芸術文献の翻訳と公開」(研究代表者:秋葉裕一)が主催する公開研究会が、下記の通り開催されます。入場無料・予約不要ですので、ぜひご参加ください。

「イタリア未来派とファシズムをめぐるレクチャー」
   講師:田之倉稔(演劇評論家)
   司会:鴻英良(演劇批評家)

◆日程 2012年7月14日(土)15:00~17:30(14:30開場)
◆会場 早稲田大学11号館 711教室

◆概要:
 演劇映像学連携研究拠点「翻訳プロジェクト」では、平成24年度の翻訳テキスト選定に向けて、1930年代ヨーロッパ地域における文化と政治をめぐる相克に焦点を当てた公開研究会(「1938年問題研究会」、代表:鴻英良)を定期的に開催しています。この研究会は2011年7月にスタートしました。
 <1938年>という年は、ファシズムの嵐が吹き荒れるなかで(スターリン粛清、ナチス水晶の夜、国家総動員法)、軍事技術を背景とした科学が進展し(ウランの核分裂連鎖反応の発見など)、芸術史においては第1回国際シュルレアリスム展の開催やメイエルホリドに対する追及などが行われ、また前年にはドイツで「退廃芸術展」が開催されています。
 これまでにはロシア政治史を専門とする塩川伸明氏(東京大学教授)によるソヴィエト政治史のレクチャー(2012年3月)、近現代ヨーロッパ史を専門とする小沢弘明氏(千葉大学教授)による「世界史のなかの1938年」をめぐるレクチャー(2012年5月)を通じて、複合的な視点から1930年代ヨーロッパ演劇の様相に関して議論を行ってきました。
 第5回を迎えた今回は、イタリアに眼を転じます。講師には、イタリア演劇の専門家である田之倉稔氏をお迎えし、「イタリア未来派とファシズム」をめぐるレクチャーを行っていただきます。そのうえで同時代のロシア、ドイツなどとの関連、あるいは表象の問題に関する変容などに関して、参加者全員を交えての討議を行っていく予定です。

【入場無料・予約不要】

◆主催: 早稲田大学演劇映像学連携研究拠点
平成24年度テーマ研究「演劇研究基盤整備:舞台芸術文献の翻訳と公開」(研究代表者:秋葉裕一)

◆「翻訳プロジェクト」とは?
 未邦訳または既訳が古びてしまった海外の重要な演劇テクストを国内の演劇研究者・批評家の協力の下で翻訳、その成果をウェブ上で無償提供するというプロジェクトです(2010年度より開始)。
 2010年度は「ヨーロッパ世紀末転換期」における演劇論に焦点を当てドツ、フランス、ロシア、英米の4か国語の翻訳および成果公開を行いました。2011年度からはヨーロッパのみならず、中国やラテンアメリカにおける演劇論の翻訳作業をスタートしています。

◆「翻訳プロジェクト」HP
http://kyodo.enpaku.waseda.ac.jp/trans/

◆お問い合わせ先
演劇映像学連携研究拠点事務局
Tel? 03-5286-8515?? Fax: 03-5286-8516
Mail kyodo-enpaku_atmark_list.waseda.jp

(_atmark_は@にかえて送信してください)